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今ではあまり見かけなくなったけど、「感動の押し売り」をするゲームは結構あるようです。
安っぽいお涙頂戴(お涙頂戴が悪いとは言えないが)や、感動の強制はごめんだ…
そう思っている人も多いでしょう。主人公のご立派なセリフに赤面したり、鳥肌が立つようなこともあるはず。
しかし、サガは、前にも述べたように「自分で世界を構築する」余地が大きいのです。
プレイヤーが自分で、お話の詳細を作る自由があるのです。これは、制作者の「世界観の押し付け(大げさに言えば洗脳)」に対する有効なカウンターパンチにもなります。
例えば「魔界塔士」の「あの感動的なシーン」も、こんなふうになります。
設定⇒ クフィル(モンスター「ばく」)、ダーイン(人間男)、ソニア&
みかさ(エスパー女)
総長「こ、これを・・・」
「ゾクのはちまき」を渡して、息絶える総長。
クフィル「これは…、このはちまきは…
ソニア「げー、信じらんなーい。
ダーイン「なんだこりゃあ…特○はちまきだぜ、○攻。今時観光地でも売ってねーよ。誰がするんだよ?
クフィル&ソニア「そりゃもちろん…
ダーイン「げ、俺かよ。勘弁してくれよ〜。ただでさえ初期装備のバンダナが似合ってないってよく言われんだよ。こんなぶっ飛んだヤツしたら敵に笑われちまうよ。
みかさ「え〜、あたしはぁ、別にぃ、いいと思うけどぉ〜
ソニア「えー、まじー?みかさってそんなセンスしてたのー?じゃ、みかさがする?
みかさ「ダーインが装備するぶんには〜、かまわないんですぅ〜。それにぃ、このあいだでもぉ、京都の新×極のお土産屋さんとかで売ってたの見ましたよぉ〜
ダーイン「そーゆー問題じゃねーんだよっ!!装備するのいやなんだよ俺はっ!」
クフィル「じゃあ、これどうする?
ダーイン「総長の形見だからな…妹のさやかちゃんに渡すのがいいんじゃねえか?
みかさ「さやかさんがぁ、これするんですかぁ〜?
全員「…………………………………
ソニア「捨てましょ。忘れるの。私たちは何も受け取らなかった…いいわね、みんな?
ダーイン「ああ。さやかちゃんのまっとうなセンスを守るためだ。
みかさ「さやかさんはぁ、ふつーのセンスの方ですからぁ〜仕方ないですわぁ〜。
クフィル「(もったいない気もするけど)…まあ、そうだな。総長も漢だ、妹思いだったし。わかってくれるさ。
総長、魂の叫び「てめーらよくも、人の持ち物をボロカスに〜!というか、捨てるくらいなら返せ〜!!こ、この恨み、亡者になって晴らしてやるううぅ〜〜!!
総長ファン、ごめん。
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